空を見た

曇りや雨の日の空を見ていると、
おもしろいなと思うことがあります。

空が一面に白い日もあれば、灰色の日もある。

 白と灰色がゆっくり混ざり合っている日もあるし、
遠くの方には青空がのぞいていることもあります。
 そこにさらに黒い雲が重なっている日もあります。

そんな空を見ていると、
「いろんな空があるなぁ」
と思います。

思い返してみれば、
以前の私は、

青空は好きだけれど、
曇り空や雨空はどこか残念なものだと
思っていました。

でも今は、
「そんな日もあるよね」
「いろんな空があるよね」
と思います。

そして、
どんな空にも、
その日だけの表情や発見があります。

不思議なことに、
それは自分の心にも少し似ている気がします。

晴れている日もあれば、曇る日もある。

 なんとなく重たい日もあれば、
その中に少し明るさが見える日もある。

そんなことを考えながら空を見ていると、
少し肩の力が抜けていきます。

今の私にとって、空を見ることは、
 「わたし」に戻る一番簡単な方法かもしれません。

問題を解決できたわけじゃないのに、
前より、
 ちゃんと“生きている感じ”があります。

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