「わたし」が変化する
セルフセラピーとは
自分自身(self)で「私」を癒す(Therapy)
という意味で、「セルフヒーリング」とも言われています。
ヒーリング(healing)には「癒す」「治療」という意味がありますが、hael-ヒール(治療)、health-ヘルス(健康)の語源は同じだそうです。
そして、もうひとつ同じ語源の言葉に、whole-ホール(全体)があります。
だから、一物全体食は「からだ」の健康に繋がります。
では、「こころ」の健康は?何を全体にすればいいの?
それは、自分の感情や体験、性格(キャラ)など、自分で「これはよくない」「これはキライ」と、切り離してしまった自分自身。
- 本当は怒っているけど、場の空気を悪くしたくなくて、怒りの感情を押さえつけてしまう。
- 過去に起こった悲しい出来事を、前向きになりたくて、忘れようとしてしまう。
- 本当は違うことがしたいけど、わがままと思われたくなて、それを我慢してしまう。
- 本当はできるような気がしてるけど、自信過剰になりたくなくて、遠慮や謙遜をしてしまう。
こんなふうに、(特に、いい人、まじめな人、頑張り屋さん、責任感の強い人などは)「切り離し」をしてしまいがちです。でも、この不自然な状態が慢性化すると、心が悲鳴を上げて、ストレスや無気力、違和感、生きにくさに繋がってしまいます。切り離してしまった自分を一旦全部受け入れて、自分の内面の全体をバランスよく保つことで、「こころ」をいつも健康な状態にするのが、「セルフセラピー」です。